こだわりのラインアップ 


グランドアップライトピアノ、コンサートグランドピアノそして唯一無二の豪華なコレクターズアイテムまで、ベーゼンドルファーはお客様の環境やお好みに合わせて幅広く、かつ貴重な選択肢をご用意しています。お客様のスペースに合わせて、お気に入りの一台をお選びください。

 

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1828年より


私たち1828年の創業以来、音楽への献身的な愛情と情熱を注いで一台一台、細部まで丁寧にベーゼンドルファーピアノを作り上げてきました。一台のピアノを完成させるのに費やされる期間は約6年にもおよびます。それはまさに熟練の職人技であり、オーストリア人ならではの音楽への純粋な情熱そのものといえるでしょう。 

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約6年間を超える製作期間を経て、見た目が美しいだけでなく人々にインスピレーションを与える唯一無二のピアノが作り上げられます。あなたのピアノが気品高い黒であっても、または貴重な木目のものであっても、ベーゼンドルファーの職人たちが細心の注意を払って一台のピアノを輝かせます。そしてその誕生の瞬間からずっと、ピアノは輝き続けることでしょう。 

大切な遺産 


1850年代のウィーンに於いて イグナッツとルートヴィヒ ベーゼンドルファーは、当時のウィーンやピアノ音楽を取り巻く文化への評価を象徴する最先端のグランドピアノの製造に、その情熱や専門的な知識と技術をすべて注ぎ込みました。彼らは当時の世界的に有名な作曲家や一流の演奏家達からの要望や助言をもとに楽器の改良・開発を重ねました。 この親子は優れた技術者であるばかりでなく、音楽を理解し演奏家達に寄り添い交流を図ることがピアノづくりにおいて重要であることを当初から理解していました。この大切な遺産を守り、次世代へ継承していくことは私たちの誇りであり、同時に義務でもあります。 

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ベーゼンドルファー サウンド 


甘く、遊びごころがあり、時には勇壮・華麗。音楽芸術の表現には際限がありません。それを可能にすることこそが、グランドピアノが魔法の楽器と形容される所以です。 堂々と且つ温かみのある響きの低音、鮮やかでまるで天使のような高音、息を吞むような変化に富んだ色彩を放つ中音、これがベーゼンドルファーサウンドの特徴です。 芸術的な演奏とそれを可能にする楽器との融合は、聴く者に感動と喜びを与えます。 私たちの音楽に対して全身全霊で向き合う情熱こそが、ベーゼンドルファーピアノ製造とそのサウンドの原動力なのです。 

一台一台丁寧に


音楽は人類の文明とともに生まれ、他に類を見ないほど常に人類に寄り添ってきました。ピアノは、演奏されなければただの家具のようなものです。ベーゼンドルファーの職人たちは美の本質や究極の音を求めて、ピアノ一台一台に日々向き合っています。 このようなベーゼンドルファーのクラフトマンシップは、製造・調整技術の進化や職人たちの探求心によってもたらされます。 ぜひベーゼンドルファーのサロンや工場にお越し頂き、ピアノを試弾して唯一無二のベーゼンドルファーサウンドを体感してください。そうすれば我々のクラフトマンシップをご理解いただけます。 


伝統とは火を守ることであり、灰を崇拝することではない。

グスタフ マーラー

新世代のコンサートグランドピアノ 


長きに渡るピアノづくりの経験とたゆまぬ研究開発が実を結び、私たちは新しいフルコンサートグランドピアノ280VCVienna Concertを完成させました。息をのむようなダイナミクス、驚くほど豊かな色彩感と、煌びやかで粒立ちの良い響きを持つ280VCは、190年を超えるベーゼンドルファーの歴史・伝統と、最新の技術の融合によって生まれた究極のピアノといえるでしょう。 

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オーストリアのベーゼンドルファー


オーストリアのベーゼンドルファー本社では、技術者を含めた120名ほどのスタッフが、ベーゼンドルファーの音色を世界中に響かせるべく日々奮闘しています。ウィーンとその近郊に3つの拠点(ーウィーン楽友協会内に旗艦店となるショールーム、ウィーン市内のシュライアー・ガッセにはサービスセンター、そして郊外のウィーナー・ノイシュタットには工場)があり、設計・製作から販売までを一貫して行っています。今日でもベーゼンドルファーは現存する最古のピアノメーカーとして、ヨーロッパの音楽の中心であるオーストリアから、世界中に最高のピアノを提供し続けています。

ヤマハとベーゼンドルファー
 


20081月、日本の楽器メーカーであるヤマハがベーゼンドルファーの経営権を取得しました。ヤマハは1970年代初頭からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の要請を受け、楽器メーカーの減少で存続の危機にあった“ウィーンの音・音楽”を継承するための重要な楽器群であるウィンナーオーボエ、ウィンナーホルン等のウィーン専用楽器野開発を手がけ、伝統の一端に連なる文化的責任を果たしていました。 ウィーンの歴史と文化の中で180年にわたって伝統と名声を築いたベーゼンドルファー社が、世界的なプレミアムピアノメーカーであると同時に、オーストリアのアイデンティティを象徴する企業であることに十分な敬意を払ったうえでの英断でした。 ウィーンの伝統的な響きや楽器製作の特殊性を深く理解し、尊重しているヤマハは、ベーゼンドルファー社の経営に“参加”し、伝統的なピアノ製造技術の伝承を支援するという立場を明確にしています。それゆえ、ベーゼンドルファーピアノはオーストリアで、これまでの伝統のままに製作されているのです。